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スライスからの脱却

サラリーマンのAさんはゴルフを始めて約6ヶ月のゴルフ初心者です。つい最近会社の先輩に初めてゴルフ場に連れて行ってもらい初ラウンドを済ませました。練習に練習を重ねて臨んだ初ラウンドでしたが、ドライバーのスライスが原因でOBを4回も出してしまって、スコアも散々でした。来週2回目のラウンドに誘われてやる気満々で練習にも熱が入ります。今回はスライスを直して、OBの回数を減らしたいと思っています。

Aさんは初ラウンドのOB4回が悔しくて会社の先輩に頼んでスライスの原因を解明しようとしました。練習場に同行してもらいドライバーショットを見てもらったところ、ドライバーのスイングがアウトサイドインの軌道で振られたいることが分かりました。Aさんは右利きですが、フォロースルーで右腕のたたみが早いので、体側にクラブを引き込んでいたことが原因だったようです。原因が分かれば対策を行うだけです。右腕を伸ばしてクラブヘッドを目標方向に向かって振る意識を強く持って練習を重ねた結果スライスも徐々に少なくなってきました。

スライスで悩んでいるゴルフ初心者の方は多いと思います。それでもAさんのように原因が分かり対策を講じた練習をすればやがてスライスからの脱却もそれほど難しくはありません。
スライスは大きく曲がるとコントロールのできないくせ球になってしまいますが、曲がる程度を少なくすればそれはフェードボールと呼ばれ、安定した理想のボールになるのです。スライスからの脱却が上手くいけばフェードボールが自分のものになるかもしれません。

スライスの原因と対策

スライスボールにも色々な球筋があります。原因はそれぞれですが、球筋を見ればおおよその原因が分かってきます。
ボールが飛びだす方向はクラブフェースの向きにより決まってきます。スライス回転のスピンはフェースの向きよりクラブのスイング軌道が左方向に向かうとき掛ります。そしてスピン量の大きさはフェース面の方向とクラブ軌道の向かう方向の角度差により増減します。最初打ちだされた方向に関係なくスライスは掛りますが、それぞれの場合の原因と対策を探ってみます。

・左に出たボールがスライス

初心者に一番多いスライスの球筋がこの球筋です。左に出たボールが右回転で戻ってくるケースです。
ボールに当たった時点でクラブフェースは左を向いていますが、スイング軌道はさらに左を向いている場合です。
スイング軌道はアウトサイドインになっています。フェースがスイング軌道と同じ向きになっていればボールは左に真っ直ぐ飛んで行きますが、やや開いている為右方向のスピンが掛りスライスボールになります。
この球筋のケースではスイング軌道を目標方向に近付けてあげればほど良いフェードボールに変化します。
アウトサイドインのスイング軌道は、右手を伸ばせていない場合や、バックスイングからトップの位置で左手首の支えが安定していないなどの原因が考えられます。左手首はどちらにも折れますが、甲側に折れるとヘッドが⑧の字を描きクラブが外側からダウンスイングが始まるなどの原因になります。左手の手首は親指側に折り親指でクラブを支える感覚が正しい使い方です。
バックスイングでは左手首を甲側におらないこと、フォロースルーではクラブを目標方向に出すことを意識して練習を続けてください。

・真っ直ぐ出たボールがスライス

せっかく真っ直ぐ出たボールが途中からスライスで右に曲がってしまうボールです。クラブフェースは目標を向いていますが、クラブ軌道がアウトサイドインになっています。つまりクラブ軌道をからみればフェースが開いている状態です。
フェースが目標方向を向いているのでスライスの程度によってクラブ軌道がどれだけ左に向かっているのかが分かります。
スライスの曲がる程度が大きければスイング軌道から直すようにしますが、それほど曲がりが大きくなければ、スイング軌道はそのままでフェースの向きを調整します。スイングを開始する前のボールにアドレスした状態ではフェースは目標方向に合わせているはずです。バックスイングが始まるとフェースは徐々に開いていきダウンスイングからインパクトに向かって閉じていきます。このとき閉じ方が足りないとフェースが開く状態が起こり、クラブ軌道との間に誤差が生まれるのです。
フェースの向きの調整はグリップで行いますが右手を少し開き気味に握ってやれば、開いていたフェースが閉じやすくなります。

・右に出たボールがスライス

もともと右に出たボールがスライス回転でさらに右に曲がるボールです。よほどフェースが開いていたか、フェースが開き気味でインサイドアウトにスイングしたときにみられます。右に飛び出してさらに右に曲がるため大きなトラブルになる可能性の大きなショットですが、どちらかといえばミスショットの部類に入り、続けて出るショットではないようです。左手リードを意識しすぎて右手が使えていないときや、インサイドアウトを意識しすぎて押し出してしまったときなど、過剰意識がスイングバランスを崩したときに起こります。

その他にもフェースのヒール側にボールが当たればスライス回転が掛りますが、一時的な現象で心配いりません。

スライスボールには初心者の打つボールといったイメージがあり、あまり歓迎されません。
実際、距離も出なく大きく曲がれば危険なボールです。
しかし少しだけ曲がり幅を少なくすればフェードボールという、安定した球筋になります。
原因を明確にし、練習を重ねスライスからの脱却を図ろうではありませんか。

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